理由なく捕えられ12年もの間、奴隷として暮らした男の実話をスティーヴ・マックィーン監督が映画化。キウェテル・イジョフォーが主人公ソロモン・ノーサップを熱演する。
奴隷制度が広がっていた1841年のアメリカ。ニューヨークで家族とともに暮らす黒人で音楽家のソロモンは、突如誘拐され、奴隷としてアメリカ南部のニューオーリンズへ売り飛ばされる。そこでは農園での労働を強いられ、狂信的な選民主義者エップスら白人たちからひどい差別と虐待を受ける。そして12年の歳月が流れたある日、奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会ったことから、ソロモンの運命は大きく変化していく。