知識を活かした独自の視点、天才的な閃きやこだわりを持つ一方で、繊細かつ時にはわがままにも見える主人公モース。
彼が、独自の視点で事件を解決に導き、推理の才能を発揮していく本格ミステリーの面白さと、上司であり父親的に彼を導くこともあるサーズデイと彼の家族や、モースとは長い付き合いとなる堅実なストレンジを始めとする同僚たちとの関係のなかで成長する人間ドラマで、日本でも徐々にその世界に魅了されていくファンを増やしている人気シリーズ。

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  Case1「華麗なる賭け」

  オックスフォードを中退し警察官になったモースは、警察を辞めることを考えていた。しかし、15歳の少女失踪事件の捜査協力でオックスフォードへと派遣されるのだった。

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  Case2「毒薬と令嬢」

  モースのガス代集金詐欺の捜査は難航していた。一方、新任のブライト警視正は、例外的なモースの捜査への参加を快く思っていなかった。そんな中、新たな事件が…。

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  Case3「殺しのフーガ」

  廃棄された電車の中で絞殺遺体が発見された。モースは独断で車両を再捜査し、書き残された有名なオペラの一説を見つける。その後もオペラと関わる殺人が次々と起こる。

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  Case4「犯罪相関図」

  老舗の武器製造会社で、マーガレット王女の視察後に工場内で遺体が発見される。容疑者は経営者一族含む全従業員。その中には、モースの大学時代の友人もいた。

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  Case5「家族の肖像」

  巡査部長への昇進試験を控えているモースは、大学教授のひき逃げ事故を捜査する。一方、サーズデイは、たばこのトラックの盗難事件を捜査で因縁の大物ギャングと再会し…。

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  Case6「消えた手帳」

  任務中の負傷から回復したモースは、仕事に復帰。少女の失踪事件、男性のビル転落事件、宝物展の盗難事件。一見関係のない3つの事件に繋がりがあると考えて捜査を始める。

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  Case7「亡霊の夜想曲」

  殺人事件の現場に残されたインドの短剣からモースは、100年前の未解決事件との関連を疑う。その事件の現場は今、女学校となっていた。やがて生徒たちが次々と失踪して…。

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  Case8「黒の絞殺魔」

  主婦の絞殺事件が相次いで起こる。同一犯の犯行を疑うモースは、凶器のストッキングを販売するデパートへ捜査に赴く。そこでサーズデイは、思いがけない人と再会する。

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  Case9「腐った林檎」

  警察統合計画が動きだす中、大物記者が謎の死を遂げ、建設絡みの癒着が噂される参事が殺された。警察内部の腐敗を知ったモースはやがて、おぞましい事実を突き止める。

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  Case10「表と裏のバラッド」

  レナム・ヴェイル事件で収監されたモースは釈放後、人目を避けて暮らしていた。そんな中、資産家のブルースとその妻ケイに出会い、謎めいた富豪のビクスビーと親しくなる。

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  Case11「遠き理想郷」

  川に投げ込まれた留学生。路上で倒れ亡くなった大手スーパーの買い物客。街のアパートでの芸術家の爆死。スーパーの社長令嬢の誘拐。これらの怪事件が示す悲劇とは…。

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  Case12「森の怪物」

  社会人対象の夜間学校に通う留学生が失踪。未解決のレイプ事件との関連が疑われる中、獣に食いちぎられたような男性の腕が発見される。さらに動物学者の遺体が見つかる。

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  Case13「愛の終止符」

  大物ギャングが死んだ。サーズデイは、跡目争いの空気を感じ取り、会社の社長の殺害事件がその序曲だとにらむ。一方モースは、再会した恩師から妻の浮気捜査を依頼され…。

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  Case14「死のゲーム」

  人間とコンピューターのチェス対戦が行われようとしていた。そんな中、立て続けに男女3人の溺死体が発見される。やがて彼らに“チェス”という共通点がある事が分かる。

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  Case15「嫉妬の賛美歌」

  パブの裏手で若い職人の死体が見つかる。その翌日、死んだ職人が好きだったバンドが、テレビ番組に出演。風紀と道徳に厳しい活動家と討論する。その晩、新たな殺人が…。

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  Case16「呪われたベッド」

  警視正が入院したフォスディック病棟の10番ベッドには、呪われているという噂があった。やがて、自然死だと思われていた老女が病院とトラブルになっていたと分かり…。

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  Case17「不吉な収穫祭」

  植物学者が失踪した地域から古代人の死体が見つかり、モースたちは失踪事件の捜査を再開。5年が経っており捜査は難航。しかし、失踪時に消えた車が発見されて動き出す。

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  Case18「堕ちたミューズ」

  雨の日に、路上の車から男の射殺体が発見される。遺体の耳には大きな釘が打ち込まれ、車内には口紅の付いた吸い殻が残されていた。同じ日、宝飾品の窃盗未遂事件が起き…。

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  Case19「死者のフィルム」

  ホラー映画の名優が、撮影でオックスフォードに。老舗映画館では、トークショーが企画され注目されていた。その劇場で、元刑事がレイトショーを見た後、自宅で突然死する。

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  Case20「殺意を誘(いざな)う列車」

  大量のウイスキー強奪事件が発生。強盗課の刑事と合同捜査に。一方、モースは、ある女性の失踪を捜査していた。やがて彼女は、廃駅で遺体となり発見されたがそこは…。

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  Case21「失われた英雄」

  オックスフォードの弁論部で移民政策をテーマとした討論会が開催される。そんな中、ファッション雑誌の撮影で連隊基地を訪れたモデルが行方不明となり遺体で発見される。

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  Case22「疑惑の四重奏」

  国別対抗のゲーム番組の収録中に西ドイツの選手が銃撃され、スイスの選手になりすました何者かを犯人として捜査が始まる。ところが事件は、公安部の手に委ねられることに。

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  Case23「ねじれた翼」

  全寮制の男子校で教師が失踪し、それを捜査していた地元警察の刑事2人が交通事故で死亡する。モースは教師、トルーラブ巡査はその妻として学校に潜入し、捜査を開始する。